番組内ではめざましテレビのメンバー8名全員が神妙な面持ちでカメラの前に立ち、昨年11月より白血病により病気療養中の大塚さんのコメントを読み上げ、また、新キャスターに就任するフジテレビの三宅正治アナのコメントを読み上げた。
卒業するキャスターも新キャスターも登場しないという異例の発表であり、めざましテレビメンバーの顔つきはお通夜のような雰囲気だった。
大塚さんのコメントは、暖かくなる前の復帰を目指して闘病してしましたが、思った以上に療養に時間がかかることがわかりました。これからもめざましテレビをよろしくお願いしますといった内容であり、三宅アナからは、スポーツ畑を歩んできた自分がこんな大役を努められるか心配だが、会社がチャンスをくれたと思い、大塚さんに任せてよかったと思ってもらえるように頑張りたいといった内容であった。
今回の大塚さん卒業は、番組の大幅リニューアルのためということで17年間番組に参加してきた伊藤アナ(アミーゴ伊藤)の卒業も発表された。
大塚さん卒業の真相は、やはり白血病の病状が思わしくないことが一番だと思われる。大塚さんが療養に入った当時は電話での出演で、自分はキャスターとして白血病と戦う姿を伝えていきたいと語ったにも関わらず、その後闘病生活の詳細や、病院での写真などが公開されることもなく、番組では深く触れることなく腫れ物に触るように扱ってきた。
これは、東日本大震災時に死体をまったく映さないのと同じく、日本のマスコミらしい対応と言える。
大塚さんが白血病にかかった原因としては、福島原発事故以後に番組内で福島産の食品を食べまくったことではないかと噂されている。
3月15日 東日本大震災 最新情報 大塚キャスター被災地報告
4月14日 福島県いわき市のアスパラとミニトマトをトッピングした野菜カレー
5月06日 福島県いわき市産トマト
5月09日 福島県産しいたけ
5月12日 福島県川俣シャモの親子丼
5月30日 福島の甘こうじ味噌を使って作った肉じゃが
6月16日 福島県産さやえんどう
6月29日 福島県産スナップえんどう
7月7日 福島県産のほうれん草、キャベツ、トマトを使った冷やし粥を試食。
7月13日 山梨県産の桃の日川白鳳と夢しずくを試食し、それらと福島県産の卵「平飼い地養卵」を使ったケーキも試食。
7月28日 福島県産のしんたまごを使った料理をスタジオで試食。
8月3日 福島県産のつるむらさきを使った料理をスタジオで試食。
8月18日 福島県産の「あかつき」と「あづましずく」を使った料理をスタジオで試食。
大塚さんがいなくなってからめざましテレビの視聴率が大幅に下がったということはないようで、今回の卒業はフジテレビサイドの思惑通りだったということも噂されている。
ここ数年、不況の影響からテレビ局は番組出演者の出演料削減の方向に進んでおり、大塚さんの後任がフジテレビアナウンサーの三宅さんであることからも台所事情が見て取れる。自社内のアナウンサーであれば給料であるから制作費は大分浮く計算になる。
もし視聴率が原因であれば、メインキャスターのいなくなるめざましテレビを終了させて新しい番組にすれば良い。めざましテレビを終わらせないということはめざましテレビという名前でまだまだ視聴率が稼げている証拠である。
とはいえ、現体制のまま大塚さんのみを卒業させるのはバツが悪い。そこで煽りを食ったのが大塚さんの代役としてメインを張ってきた伊藤アナ。
伊藤アナはアミーゴ伊藤としてめざましテレビ初期から、おちゃらけキャラとしてポジションを確立。確かにメインキャスターがおちゃらけていては締まる部分も閉まらない。後任は同じフジテレビの福井アナを推す声もあったが、福井さんも年齢的にも役職的にも長く続けられるとは思えず、スポーツ班から報道(ほぼバラエティであるが…)への異例の抜擢となったのであろう。逆に伊藤アナはバラエティ番組に引っ張りダコの状態のため、朝の生放送からは抜けたがっていたという噂もある。
大塚さんは未婚で93歳の認知症の母の面倒を見ていたという。めざましファミリーという家族を失った思いにとらわれず、一日も早く回復して欲しいものである。
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